カーフィルムに対しては、たまに専門用語が用いられます。その1つが遮蔽係数です。SC値と呼ばれる事もあります。
遮蔽係数は、太陽の光が差し込む度合いを示す数値です。車に対して用いられる事が多い用語ですが、住宅の窓ガラスなどに対して使われる事もある用語です。
カーフィルムに関して申し上げれば、遮蔽係数が小さいほど高性能です。その係数が小さいフィルムの場合は、それだけ多くの太陽光を遮ります。つまり係数が小さいフィルムは、紫外線を防止できる効果も高い訳です。
カーフィルムに対する専門知識が豊富な業者の場合、商品カタログに対してその係数を掲載している事があります。もちろん数が小さいフィルムになるほど、紫外線を防ぐ効果も高めになるのです。ですので係数は、カーフィルムを選ぶ基準の1つになるでしょう。
ただし遮蔽係数は、低ければ良い訳でもありません。あまりにも低いと、今度はドライバーにとっての視界が悪くなってしまう可能性もあるからです。係数だけでなく、複数の要素を基準にカーフィルムを選ぶと良いでしょう。